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なのまさん

ITにまみれた素朴っ子。

超初心者にこそ向いている!サイタカメラの無料体験レッスンに行ってみた

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親からカメラを譲り受けたものの、どう使えばいいのか分からなかったデジタルカメラ。普段スマホの撮影で慣れてしまっているゆえ、カメラについている多くの機能を使うことになんだか辟易してしまっていたのです。

 

でもせっかく持っているカメラを使わないのはもったいないし、日常のちょっとしたシーンや旅先の思い出を美しく切り取れたら素敵だろうなぁ。ありがちな理由ですが、そう思ってカメラを少しずつ勉強しようと決めました。

 

新しいことを始めるときのあるあるは、何から手を付けたらいいか分からない!ということ。分厚いマニュアル本をゲットしたはいいものの、結局読まずじまい…なんて経験はこれまでの人生で幾度と遭遇しました。そこで、以前テレビで特集されていたのを見てから気になっていたのもあって「サイタカメラ」で無料体験レッスンを受けてみることにしました!初心者にとっては、誰かに教えてもらいながら実践していくことが上達への近道であり、安心できますからね。

 

サイタカメラとは

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「写真で毎日を楽しく」をコンセプトに掲げ、より初心者の人に、より日常的にカメラを楽しんでもらうために生まれたクックパッドグループの習い事サービス「サイタ」が運営するカメラ教室 です。

習い事のひとつとして楽しむことはもちろんのこと、「自分の子どもの成長を一瞬一瞬美しく残しておきたい」「大好きな旅行で得た感動をみんなにシェアしたい」という小さな願望を実現する場として活用することができます。

カメラの貸出もおこなっているので、まだカメラを購入していない人も受講可能。これからカメラの購入を検討している方も、サイタカメラの講師や仲間たちに相談しながら決めていくこともできます。

(※無料体験レッスンではカメラの貸出無料、本レッスンでは有料になるようです)

 

サイタカメラの体験申し込み

 サイタカメラでは、90分の無料体験レッスンを実施しています。無料体験の申し込みは、webページで簡単にできます。

 

webページでの申込みが完了すると、サイタカメラの事務局からすぐに電話がかかってきます。電話では受講のキッカケや目的を聞かれ、体験レッスンの日程調整をしてくれます。分からないことは、ここでも質問できますよ!

 

レッスン開始まで

電話でレッスンの日にちが決まったら、事務局から再度確認メールが送られてきます。それに合わせて、しばらくすると担当コーチから課題提出のお願いメールが来ます。

体験レッスンでの講評用に、今まで撮った写真を事前に送るのです。送る枚数は3〜4枚程度。スマホで撮った写真も可です。自分的に選りすぐりの写真を選んで、メールに添付し返信して完了!どんな講評を得るのだろうと、ドキドキ……。

 

サイタカメラ教室は、現在渋谷の1店舗のみ。場所は、渋谷のタワーレコードを過ぎ、ABCマートの道路を挟んで向かいにある「アジアビル」6階です。

ワンフロアの教室はとっても開放的。大きなテーブルを囲みながら、和やかな雰囲気でワイワイと進めていく感じでした。

 

体験レッスンのスケジュールと内容

サイタカメラの教室に入ると、今回体験レッスンで教えてくれる講師の先生(以下コーチ)が出迎えてくれました。体験レッスンの教室では、1つの大きなテーブルを取り囲むような形でコーチと生徒が座っていきます。

サイタカメラでの体験レッスンは90分、今回の体験者は6名となっていました。少人数なので、気軽に質問できる環境であったのは非常によかったです。

 

① コーチの自己紹介

最初は体験レッスンを担当してくれるコーチの自己紹介。サイタカメラには現在5人のコーチが所属していて、それぞれが得意な撮影分野を持っています。

体験レッスン担当のコーチだけでなく、それ以外のコーチ紹介も行ってくれるので今後のレッスンで参考にすることができます。

 

② 教室についての説明

次に、サイタカメラの教室自体の説明や、卒業生の作品の一部を見せてもらいました。

 

③ 提出写真の講評

事前に提出した写真をコーチが全参加者に向けて講評します。それぞれの写真に対して良いところを見つけながら、写真の意図が見えやすくなるポイントや、写真の中で足したり引いたりするべき要素を教えてくれます。

みんなの前で講評されるのは緊張しましたが、全体的に優しい語り口だったのでホッとしました。

 

④ サイタカメラのレッスン概要説明

体験レッスンを終え、本レッスンに入った場合のカリキュラムの説明に入ります。ざっくり言うと、サイタカメラでは基礎を重視しているので、どんな人でも基礎クラスから始まります。初心者の人がメキメキ成長を感じられるカリキュラム、かつ2週間に1回のペースなので無理なく続けられそうです。

 

基礎Ⅰコース……全6回 / 3ヶ月 / 1レッスン90分

基礎Ⅱコース……全6回 / 3ヶ月 / 1レッスン90分

実践コース……1年

 

 

⑤ 体験レッスン 

そして、最後にはカメラを持って演習です!大体カメラに触れる時間は20〜30分だったような気がします。

 

 

体験レッスンで学べたこと

写真をとるときの自分の無意識・改善点

写真はなんとなく自分の感覚だけでイイなと思った方法で撮ってしまいますが、改めてプロのコーチに写真を講評してもらうことで客観的な視点を得ることができます。

 

たとえば、私が提出した写真の一枚がこちら。鳥居を見上げる形で、夕焼けの空と一緒に撮影しています。

 

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自分では鳥居と空のバランスがなかなかいい写真では?と恐れ多くも思っていたのですが、コーチによると「地平線がないことによって、目線が流れてしまいやすい写真」になってしまっているとのこと。人はモノの下には地平線(地面など)があると前提として思っているので、何か物足りないような、注目しどころがないような写真に見えてしまうようです。

 

このような視点は自分ひとりでは気づくことができないので、その道のプロの人に見てもらうメリットだと思います。自分の講評だけでなく、他の人の講評を一緒に見ることでも知見を得られるのもいいところ。

 

この写真の場合、縦に写真をとって全体を入れてあげると◯だそう。ちなみに、どんな写真でも横・縦両方でとってみた方が、撮影のバリエーションが増え新たな発見があるので心がけるといいとのことです。今すぐ意識的に取り入れられそうですね!

 

カメラの基本操作

実際の演習の中では、ズームアップの上手な使い方、フォーカスロックとホワイトバランスの扱い方のさわり部分を教えてもらいました。

ズームアップ

ズームアップって今まで遠くのものを大きく写すために使うためにしか使ってこなかったのですが、実は近くのものを撮るときにこそズームアップは役立つのだそうです。

 

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たとえば、このペットボトルの水。まっすぐに撮影しようと思っても、普通に近づいて撮影すると頭でっかちでバランスの悪い仕上がりになってしまいます。

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ところが、ここで被写体をズームアップし、自分(撮影者)が少し後ろに下がって撮ると左右平行に写すことができます。カメラのズーム機能を活用しながら、撮影者自身の姿勢や周囲の撮影道具の配置に考慮することが大切だということがわかります。

 

ちなみに、プロは撮影した後の写真もズームアップをして確認するのだとか。自分がピントを合わせたいところにきちっと合っているのかを見るためだそうです。

フォーカスロック

カメラの初期設定では、カメラが自動的に主役であろう被写体を見つけて勝手にピントを合わせてくれるんですね。それはそれで便利なんですけど、たとえば奥に写っているのほんとに一部にだけピントを合わせたいという時にうまくいかなかったりします。

そのため自分自身で一番際立たせたい被写体にピントを合わせられるように、フォーカスエリアの設定を変更します。

 

そしてフォーカスエリアを「フレキシブルスポットM」に変更したら、画面真ん中にピントを合わせられるようになります。ピントを合わせたい一箇所を、画面真ん中になるよう写せばいいんですね。

 

しかし、そうなると問題はメインのものを真ん中にしか置けないということ。下の写真のように、左上のキューピーにピントを合わせながら右下のキューピーも入れて写すようにするにはどうしたらいいのでしょうか?

 

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その答えとなるのが「フォーカスロック」。

① メインの被写体を真ん中に据えてピントを合わせる

② ピントを合わせたまま(ボタンを軽く押したまま)カメラ自体を動かす

③ シャッターを押す

 

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この3つを繰り返すことで、一部にピントを合わせたまま、他に一緒に写したいものも入れることができます。

 

ホワイトバランス

ホワイトバランスを使うと、写真の光や色彩を操作することができます。全体を青白い雰囲気で表現すればクールで冷たい印象を持たせ、反対に赤っぽい雰囲気で表現すればあたたかみを感じる表現になります。これひとつで写真の印象がガラリと変わるわけです。

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体験レッスンでは、このホワイトバランスの「太陽光」と「電球」の2種類を使って、写真の雰囲気の違いを確認しました。

 

被写体ごとに適した撮影方法

写真の講評時には、撮影するモノ(被写体)に合わせた適切な撮影方法も伝授していただきました。ごはん、風景、人など撮影者によって撮るものが少しずつ異なってくるので、この講評時に違った情報を得られるのも魅力ですね。

今回簡単に教えてもらった組み合わせはこんな感じ。

 

ごはん……日当たりのいい窓際で、窓に向かってとる。太(陽光によって美しく映えるため。)

動くもの(スポーツ選手、電車など)……シャッタースピードを使って、時間自体を表現する。

風景……PLフィルターを使って撮影すると綺麗にとれる。(PLフィルターは余計な光を除去したり、濃さを際立たせてくれたりする)

 

 

サイタカメラの特徴

講評重視のレッスン

サイタカメラの基礎コースでは、コーチから生徒へのフィードバックの時間を大切にしているようです。最初は「実技の時間を長くとったほうがいいんじゃないかなー?」と思っていましたが、実際に講評を受けてみると思いがけない発見があってかなり勉強になりました。

自分に向けた講評だけでなく、他のメンバーに対する講評の中からもヒントが得られます。「こんな技法を使ってチャレンジしてみるといいよー」と具体的に教えてくれるのもよかったです。

ただ、全体的に優しめな講評だったので、ある程度知識を持ったカメラ上級者や「もう少しスパルタで!」と少しMっ気を持った人には物足りなさがあるかもしれないです。

 

無理な勧誘は一切なし!

こういう無料体験系で気になるのが、その後の勧誘。レッスンの最後に本レッスンへの申し込みの流れにはなっていますが、最後に書くアンケートで「今回は検討を見送る」にチェックすればすんなりお断りすることもできます。理由は聞かれますが、そこで無理に引き止められたり、「今の入会だけがお得だよ!」なんて言われたりすることもありません。

かくいう私も、今後の仕事がかなり不透明だったので、今回の申し込みは見送らせてもらいました。来月、再来月あたりから入会したいなと思っています。そう伝えれば、来月のレッスンスケジュールももらうことができますよ。

 

体験レッスンからスムーズに入会する人多め

体験レッスンに一緒に参加した人のうち、半分以上はそのまま入会手続きをしていました。自分でカメラを持っている人も、レンタルで借りている人もどちらもいました。

最初から入会を決めていた方も多かったとは思いますが、体験レッスンを通じて「自分の知りたい知識、欲しい技術とマッチしているか?」と自分の目で確かめられたことは大きいと思います。 

 

最後に、1時間半のレッスンは純粋に楽しかった!

本当にカメラについての知識0でしたが、逆に何も知らなかったからこそ多くのことを学び、楽しむことができたんじゃないかなと思います。

カメラ好きのコミュニティーもできるし、趣味や仕事の幅が広がる。何より、カメラによって自分の表現方法が広がるのが魅力的です。